2020年春、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るいはじめ、人が密集することができない社会が訪れました。
私の父親も高齢となり、そろそろ農家の長男として田畑を何とかしなければと思っていた矢先、改めて気づいたことは「農作業って全く密にならない上に凄く楽しい!」ということでした。
本業での在宅ワーク時間が増え、空いた時間は毎日のように畑仕事に出かけ、そこで考えたことがあります。
「このまちにはこんなに楽しい場所があるのに、田畑に誰も人がいない光景がもの凄くもったいない!」
「こんなに活用されていない農地に何とか人を呼び込めないか!」
「同世代で私と同じような境遇のいわゆる兼業農家の後継ぎは農地を持て余して困っているのではないか!?」
今は形も決まっていない農業の素人集団ですが、楽しく、面白いことをやってみよう!をコンセプトにこの地域の農地を活性化していきたいと思っています。
〜 畑一枚からの地方創生 〜
一宮たねまき会 代表 眞野尚人