いちのみや市100周年市民チャレンジ事業に応募し、見事採択された「一宮たまり醤油プロジェクト」。
小麦の種まきのため、放置しっぱなしだった畑を初冬に耕すところから始めて丸2年の超大作です。
市の同チャレンジ事業については、たまり醤油(ペットボトル醤油)を仕込むところまでの一年間の支援でしたが、私たちは更にプラス1年後の搾り体験まで継続し、食を通じた一宮の食文化交流を発信し続けました。
大豆まき体験会、枝豆収穫祭、大豆刈り取り体験など、様々なワークショップも企画し、近隣の方のみならず、遠方からのご参加、また学生さんたちや企業様のご協力もあり、一宮の農業の在り方について多くの方に体験していただきました。
子どもたちが唱える「おいしくなぁ〜れ!」という魔法のような言葉は、今後の私たちの活動においても重要なキーワードになると思います。
<協力>
佐藤醸造株式会社
設 立:1948年10月
所在地:愛知県あま市七宝町安松縣2743
電 話:052-444-2561
HP:https://www.shippomiso.com/
オンラインショップ:https://satobrewery.thebase.in/
● 七宝味噌でおなじみの佐藤醸造株式会社様に醤油麹の仕込みやアドバイス含めご協力をいただき、また代表取締役社長の佐藤亮治様に体験会当日のご講演もいただきました。
● 冬場の種まきから始まり、年を越えてスクスク育つ小麦を5月下旬に刈り取り、主原料の大豆を植える準備をしていきます。春先の小麦畑で体感した穂の黄金色は、とてもきれいな風景でした。
● イベント用の畑で大豆たねまき体験を行いました。一般参加者や名古屋大学F&Mの大学生さんたちのお手伝いもあり、手早く種まきができました。また収穫した小麦の茎を使ってストロー造りもチャレンジしました!
● ご協力いただく佐藤醸造株式会社様と「麹菌」の種類や「醤油麹の仕込み方」、またペットボトル醤油の仕組みを打合せしました。お互いの経験を活かして、問題点と解決方法を共有しました。
● 6月にまいた大豆も水分が抜けてカラカラとなり、秋晴れの11月下旬、刈り取りと脱穀のワークショップを行いました。脱穀機を使って収穫を行いましたが、やっぱり機械は便利ですね!!
● 肥料も農薬もしていないため、小さいものや虫食い、欠け、黒いシミが付いたものなど、様々なので、ここから選別を行いました。おおよそ半分くらいの量に減りましたが、想定以上にきれいな大豆が収穫できました。
● 小麦の栽培から早一年が経ち、ようやく醤油の主原料となる大豆の納品ができました。感無量です!この後「醤油麹」としていただくため、佐藤醸造様に丹精こめて作った大豆を託しました。
● 2022年2月27日 たまり醤油づくり体験会
● たまり醤油の原材料である大豆や小麦の栽培記録
● 中日新聞社のWEB版でも取り上げたいただきました。